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二次試験

こんにちは!今日も航空身体検査について書いていきます!

メインとなる検査を挙げるとしたら深視力、視野、平衡検査と尿酸値ですかね。ひとつずつ見ていきましょう!

①深視力
深視力は、ある程度離れた距離から箱の中にある三本線の奥行きを見て、遠近感を調べる検査です。深視力とインターネットで調べると大体どんな試験なのかわかると思います!
2本のバーの真ん中を通るバーが動いています。これが三本横並びになった時にボタンを押すという至ってシンプルな検査です。5回検査をするのですが、その誤差の平均が20mm以内が合格です。ただ、特殊な検査なので普通の眼科にはこの機械がおいてません!それでも試験前に感覚をつかみたいと思い、検査できるところを探したところ荻窪にあるオプティックレインボーさんというメガネ屋さんに機械がありお世話になりました。リンクを貼っておきます。優しい方が対応してくれました!ただメガネ屋さんなので、他のお客さんに迷惑が掛からないよう気を付けてください!オプティックレインボーさん

②視野
これもまた、特殊な機器が必要な検査です。視野検査にもいくつか種類があり、航空身体検査で使用する機器は「ゴールドマン視野計」とよばれるものです。半分のドームの中に顔を置き、真正面を向いた状態から四方八方から流れてくる光が見えたらボタンを押すという検査です。
これも普通の眼科にはおいていないので、インターネットで探しました。そして見つけたのが池袋サンシャイン通り眼科診療所!!僕が行った時は電話でゴールドマン視野計で視野検査をしたいと伝えたところ、受け入れてくれました!ただ、特殊な検査なので検査をできる人が居る日といない日があるそうです。なのである程度に前から予約をする必要があります!!要予約な診療所です。

③平衡検査
この検査は大きくわけて4つあります。
(1)遮眼書字
アイマスクをつけた状態で体のどの部分も机につけず、「ABCDE」と縦に書いていきます。これを首を左右に傾けた状態でも書きます。これはかなり難しいです!!なので家で何回か練習しました!でも上手くできる時と全く駄目な時があったので、練習の成果はあんまりなかったです(笑)

(2)足踏み
アイマスクをした状態で手を前に伸ばし、ももが地面と平行になるくらいあげてその場で足踏みを50回します。50回終わった時の自分の位置を調べる検査です。これは僕の個人的の意見なのですが、この試験には骨盤のゆがみが大きく関わってると思います。以前テレビで骨盤のゆがみをチェックするためにこの足踏み検査と全く同じことをしていたからです(笑)

(3)マンテスト
アイマスクをした状態で左右どちらかの足を前にだし、出した足のかかとにもう一方の足先をつけ、30秒間耐える。これは練習すればある程度安定感がでるので、練習することをおススメします。

(4)歩行
アイマスクをした状態で、まっすぐ歩く!シンプルな検査です。

以上の4つなのですが、どうやら平衡検査に関してはどれかひとつが駄目だったから不合格ということではなく、総合的に判断して結果をだすようです。完璧にこしたことはありませんが、どれか一つが上手くいかなくても落ち込まず、次の検査に挑んでください!


④尿酸値
再検査通知が来る人の項目で多いのが尿酸値だと思っています。これにひっかからないために僕は、野菜中心の生活にし、毎日玉ねぎを食べていました。また、ビール、魚介、ホルモン、きのこやブロッコリーなどの食べ物はプリン体を多く含み、尿酸値に影響が出やすいので控えていました。でもこれは体質が大きく関係していると思います!全日空の身体検査の時は全く気にもかけず、飯を食べまくっていましたが普通に通りました。なので日頃から尿酸値が高く、心配だという人は特に気を付けましょう!


前にも書きましたが、航大の二次試験は落ちてしまうと二度と受験できなくなってしまいます。なのであらかじめ自分の体を知るということで、航空身体検査を受けることをおススメします!航空身体検査は決して安くありませんが、その価値はあると思います!
かくいう私は航空身体検査を事前に受けていませんでした。理由は全日空の身体検査をパスしたし大丈夫だろうと思ったからです。それでも自分の体を知らなかったので試験前に心配になってしまい、極端な野菜生活に変えたり、ストレスのせいで扁桃腺がはれてしまいました。無事通過したからよかったのですが、医者にも扁桃腺のことを聞かれ、終わったーと思いました。そういう余計な心配をしないためにも身体検査を受けておくといいかもしれません!!

ちなみに、僕は二次試験からパイロット予備校でお世話になりました!そこの講座でいろいろ教えてもらい、試験の全体を把握することができたので、比較的落ち着いて試験に臨めました。受講料は安くはなかったですが、得られる情報はすべて得ようと思い参加しました。結果的に参加して良かったなと思える講座でした!

二次試験対策(概要と1日目)

こんにちは!2次試験に関しては、2次試験の頃に書こうと思ってたのですが、その頃は忙しくてなかなか更新できないと思ったので、今から書いていこうと思います!


航空大学校の身体検査はパイロットに必要な「第一種」と呼ばれる身体検査の基準より厳しいと言われ、その通過率は約3割です。しかも二次試験で不合格になってしまうと、二度と航大を受験することができなくなってしまうので、一番の鬼門とも言えますね。

航空大学で行ってる二次試験のないようでもある、航空身体検査第一種に関して書いていきます!

①クレペリン
一桁の足し算を繰り返して、出来上がった波形を見て性格を判断する心理検査です。この試験はできることならもう二度と受けたくない試験です(笑)計算する試験だから調整できると思うかもしれませんが、調整したらそういう波形になって不適合になってしまうらしいです。とは言っても心配だったので、こんな本を買ってみました。

就職適性試験 内田クレペリン検査完全理解マニュアル就職適性試験 内田クレペリン検査完全理解マニュアル
(2011/04)
土屋書店編集部

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クレペリンテストには全部で24タイプの結果がでるらしいです。この本ではそれらを紹介し、どのタイプが「定型」でどのタイプが「非定型」ではないのかが載っています。これを読んだ感想は「医者じゃないとわからない」です!クレペリン検査は素人が見ても判断できないものらしいです。なのでこういう形は駄目なんだなと把握する程度なら、この本はおススメできるかも知れません!また、クレペリン試験用紙が同封されているので、ぶっつけ本番が怖いと言う人は、同封の試験用紙で練習してみるといいかも知れません!ちなみに僕は自分で見た限り「定型」とも「非定型」とも捉えられる結果になりました(笑)あと、自分で行った試験を郵送すれば2週間ほどで結果を教えてくれるらしいです!(2500円ほどかかる)

②ロールシャッハ
全日空の2次試験の記事にも書きましたが、紙に垂れたインクのシミがどう見えるかを答えるテストです。正直に答えれば、問題ないと思います!

③MMPI
550問の質問に「あてはまる」「あてはまらない」「どちらでもない」の3種類から答える心理検査です。これも素直に正直に答えるしかありません。同じような質問がわすれた頃に出題されるので、「自分」を形成していくとちぐはぐな答えになってしまいます!唯一のアドバイスはYES or NO!!「どちらでもない」はなるべく選ばない様にしました!

心理検査DAYはこんな感じに終わり、頭を使う試験はこれでおしまいだったのでかなりリラックスできたのを覚えています!特に、クレペリンは頭をフル回転するので体力をかなり使います!2日目は自分が持ち合わせたもので戦うしかないので、1日目が終わったら帰って寝るだけです!


航空無線通信士

こんにちは!昨日この前受けた航空無線通信士の結果が家に届き、無事合格していました!!ということで、今日は航空大学校への受験対策ではなく、入学後に取らなくてはいけない「航空無線通信士」の資格試験についてです!

航空大学校に入学後は、帯広課程までに「航空特殊無線技士」を取得し、2回目の宮崎過程修了時までにその上位資格である「航空無線通信士」(別名:航空通)が必要です!これらの資格を持っていないと、せっかく入学できてもそれだけで退学になってしまいます。最も避けたい事態ですね!

「航空無線通信士」を所有していると、「航空特殊無線技士」の資格を保有していることになる(表現が正しくないかもしれません)ので、いきなり「航空無線通信士」の資格を受験することを僕はおススメします!
そして、この資格を攻略するポイントはずばり、「過去問の丸暗記」です!!

航空通の為の参考書は2つしかありません!


航空無線通信士 試験問題集 (合格精選400題)航空無線通信士 試験問題集 (合格精選400題)
(2012/03/23)
QCQ企画

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航空無線通信士―無線従事者国家試験問題解答集航空無線通信士―無線従事者国家試験問題解答集
(2012/02)
不明

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です!この他にも教科書があるのですが、僕は買いませんでした!
この2つを僕は購入したのですが、結果的に1冊目の「精選400」だけで十分だったと思っています!2冊目の青い本は参考書というよりかは、過去問集なのでひたすら過去問が載っているだけです。過去問を覚えることが最も大事なのですが、解説もわかりづらく、全く理解できませんでした!「精選400」はジャンルごとに問題が分かれていて、解説も丁寧。そして同じ形式の問題が続くので覚えやすかったです!

しかし、この本、結構間違っています。よくこの出来で出版したなと思えるくらい間違っています(笑)なので注意が必要です!逆に言えば、その間違いがわかるレベルまで理解すれば合格はかなり現実的です!法規の部分はどこが間違っているのかわからないときは、「電波法」や「○○規則」と調べるとでてくるので○○条というのと照らし合わせながら、覚えました!

英語はかなり簡単に感じました。過去問をみて、簡単だなと思ったので全く準備をせずに行ったのですが、案の定簡単でした!ただリスニングを3問正解しないと、文法がどんなに良くても不合格になってしまうので、そこは注意が必要です!あと、航空関連のことをある程度把握していないと、答えられない問題もいくつかあるので不安な人は月刊AIRLINEやインターネットなどである程度知識をつけましょう!過去問をみると大体の法律用語なども載っているので過去問に一度目を通すといいかもしれません!「遭難信号」は英語で「Distress signal」です!昼休みの時に過去問をみてて、たまたま調べたら試験にでました(笑)
過去問は下記のURLに直近の2つの過去問が載っています!
日本無線協会

電気通信術はアプリがあるので、「航空無線通信士」と検索したらでてくるやつを使いました!2分間で50文字(?)のペースを覚えるのに役立つと思います!

こんな感じです!余裕をもって3~4週間前から始めるいいと思います!僕はだらだらやっていて、結局本腰になったのは1週間前だったので、計画的に勉強する癖をつけないとまずいです。

航大に入った後の自分を想像しながら頑張ってください!!
それでは、また今度!


航空大学校一次試験対策(優先順位)

皆さんこんばんは。更新が全くできずにすみませんでした。
今日は一次試験を勉強する際の私の優先順位について書いていきたいと思います。

結論から言うと、数学=物理>英語>気象・一般常識>総合Ⅰ でした!

 点数配分で考えると英語が圧倒的に重要かと思われますが、航空大学校の英語は近年易しい問題(と言うことはミスが許されない)が多い傾向があります。なので、みっちりやってもそこまで差がつかないのかなと思います。
 一方、数学と物理はどちらの教科とも範囲が広く、幅広く網羅し、どの問題が出てきても対処できないと絶対に差がつきます!!
私の一日の勉強の流れは大体1教科1時間から1時間半に区切っていました。例えば

英語→数学(Ⅰ+A)→物理(力学)→数学(Ⅱ+B)→物理(電磁気)→英語(復習)→数学(復習)→物理(復習)

みたいな感じで勉強していました!!数学はⅠ+AとⅡ+Bを分けたり、物理は力学と電磁気をわけて別の教科として取り組んでいたので自然と、数学と物理への比重が高くなりました!
 あと、私は英語が得意なほうだったので、嫌いな文法問題ばっかりやっていました。従ってあまり長文和訳などには時間を割いていません。そのあたりも数学と物理に重点を置いた要因ですね!

私の優先順位は↑のような感じです。勿論自分の苦手教科があるのでしたら、それを最優先にするのが大事です。何をどれくらい勉強したらよいか迷った方は参考にしてみてください!!

それでは、また!



タグ:一次試験航空大学校総合Ⅱ物理

全日空自社養成パイロット1次選考【結果】

こんばんは!
今日は先日受けた全日空自社養成パイロット1次選考の結果がきました。

結果は合格でした!
緊張していて、一番忘れてはいけない全日空への志望理由も飛んでしまいましたが、ご縁があり2次選考へ進むことができました!
何を評価して頂いたのかはわかりませんが、この前も書いた通り、全日空への想い自分の考えるパイロットそこに至るまでの道のりをきちんとイメージして、それを伝えることができたからだと思います。僕自身もそれを伝えることが出来たので面接に悔いはありませんでした!
次は3月の下旬に「航空適性検査」と「心理検査」です。

過去の選考と変わりがなければ、「心理検査」はロールシャッハなはずです。
ロールシャッハとは紙にインクをたらして、そのシミがどんな形に見える選択肢から選ぶという検査です。
この検査は普通の人だったら心配する必要はないと思います。なので力まずいきましょう!

メインは「航空適性検査」ですね。
これは詳しくは書いちゃいけないと言われていた気がするので書けませんが、リアルな操縦ではなく操縦桿を使ったゲームみたいな検査です!
僕は過去2回この検査の前に錦糸町にあるFSシーマというところで練習していきました。ただ値段が一回2万円と少々高いのがネックです。しかし、初めてで心配だという人、どうしても自社養成受かりたいという人は行くことをオススメします!何事も準備は大事ですからね!

僕から言えるアドバイスは、マルチタスク能力を測られているので一点集中は避けましょう!あとは、当日同じグループだった人と情報共有をしてどうやったら上手くできるのかを話し合いましょう!2次試験に関しては絶対評価なのでグループ全員が良い点数なら全員受かり、全員が悪い点数なら全員が落ちます!

パイロットの方が書いてあるブログにも適性検査に少し触れているエントリーがあったので、時間があったら読んでみてください!
http://flyingfrag.blog111.fc2.com/blog-entry-69.html

ちなみに、2次選考で出会った人とは今でも連絡を取っています!選考時間は長いですが、楽しみましょう!
僕は航空無線通信士の勉強です。。。落ちたくありません!
それでは、また!

タグ:パイロット自社養成ANA全日空